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月光
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作詞 メッキー |
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世界を司る真夜中の静かな暗黒空
掠める様に一閃の光輝く丸い球体
朝が来て昼が来て夕方が来て夜が来て
春が来て夏が来て秋が来て冬が来て
一日立って一週間たって一ヶ月たって一年たって
零時になって正午が来てまた零時が来る
全てを静かな空から微動だにせず見下ろす月
見えない夜空を照らすように地球に照りつく球体月光
稲妻に似て太陽に似て真昼間に照らされる光に似ず
掴めない実体のない光 掴めない実体のある巨大球体
音もなく余地もなく原理もなにも解らないまま
姿を現し姿を消す太陽 一人唄う静寂の一時
光ってもないのに光る それだけなのに不思議がる
遠すぎて近すぎる兄弟星
仲が良いのか悪いのかそれとも
光だけど確認は目任せ 静かな世界じゃ目でも不確認
落ちて割れた音だけは昼より遠くに響いた気がした
死霊人魂自縛霊の楽園 風の音さえも耳で確認出来る
闇夜の戦場目も眩む暗黒 背後に気をつけろすぐ側に
落とした物は何 響いた音は何 後ろにいるのは何者
遠くの疑問さえも気付かず昼に進む時間軸時計
魔物に例えられる静かな静寂 時計の針は只々動く
この世界が何時終わるか 月の光が差す方向は何処だ
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