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エレファントカシマシ
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作詞 ロビン |
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明日10時に会おう
僕も君も明日何にもないもんね
駅からそのまま君に会いに行くよ
そのまま君に会いに行くよ
電車に乗った僕の目的地は家ではなく見慣れた駅でもない
小学校で待ってる ブランコに座ってる君だ
遠くから見えた君の影 幻ではなく君の影
大きな声で名前を呼びたいけど
補導されるのはゴメンだから静かに自転車のスピードを上げる
せっかく二人きりなのに蒸し暑い夜と蚊が僕たちを邪魔するから
何処か涼しい場所を探しに行こう そうだ病院の屋上へ
病院の屋上に夜空とこの道を見に行こう
警察は黙って僕たちを捕まえるから
絶対見つからないように隠れながら
誰も居ない真夜中を走りながら横顔を見ては空を仰いでいる
夏休みは終わり新学期 君はもう留年だとか
学校が嫌いだとか言ってたけど関係ないし
今は君と居られるのなら黙って頷くよ
エレベータで行けばよかったと
階段を使い各階にあるナースセンターを
ドキドキしながら通った時に思ったけど
それはそれで楽しいしきっとすべてが正解なんだと感じてる
屋上についた時僕たち走って星空を眺めた
僕たち眺めたんだ 本当に何もかも忘れて
僕たち見下ろしたんだ さっき来た道を
僕たちみんなに見下ろされてる気がしてた
世界で一番優しい君も僕と同じ気持ちだった
ベンチに君が座り僕もちょっと横に座り
ウォークマンを二人で聞いてる
僕の右耳 君の左耳からエレカシの歌が流れる
眠気を誘うから寝よう この町で一番自由な二人なんだから
今夜此処で過ごそう 学校なんて行かなくてもいいし
寄り添う今 時間も意識も消える
寄り添う今 本当はエレカシも時間も全てが流れてる
僕は今夜 宮本の声よりも優しい声を近くで聞いたよ
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