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ふんわり香る笑顔
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作詞 さくらゆい |
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かわいいなあ
よく喋るなあ
よく笑うなあ
あたしはそれ全て見てないフリをする
ノートと黒板とひたすらにらめっこ
それは全部全部動きだけで頭の中はあなたの声だけ
好きだということを絶対誰にも分からないように分からないように
あなたが言ったギャグにも少しも反応しない
逆に怪しいよって誰かに言われた
あたしは思い切り口に力を入れて噴出すの我慢して
すごく気持ち悪い子になっているでしょう
誰も気づかないように怪しくそっとあなたを覗く
また笑っているのを確認してふんわりする
声があたしの席まで届く
匂いのように伝わって心地よくなる
あなたはあなたのまま笑顔でいてくれればいい
学校へ来て思い切り騒いでくれればいい
彼女になりたいまではまだ行ってないけれど
もっと好きになれるようあなたも笑顔を漂わせてね
目があったらそむけてしまうけど
あなたはそれから1秒ぐらいあたしを見て居ていいよ
あたしの席の近くを通ると赤くなるのを押さえようとして
握っているシャープペンシルが汗で濡れる
どうかそんなあたしは素通りして
あなたのために眉毛を整えたんだよ
もし風がふいて前髪があがったら見えるでしょ
そういうあなたのために頑張った部分に気づいて
でも忘れてしまうそんなことたち
すべてあなたの笑顔のせい
いつかあたしと二人でその笑顔を並べたい
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