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カメン アノコ エガオ
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作詞 よゆか |
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ワタシは仮面をかぶった
人に顔を見られたくなくて
こんな涙で汚れた顔
誰にも見られたくない
見られそうになったら
必死にどこかに逃げ込んだ
世界が怖かった
とてつもなく
毎日恐怖が降ってきた
恐怖が降ってくるたび
仮面をとりたくない気持ちは強くなった
でも
ある日 フシギな子がいた
その子はとても笑顔で
いつも楽しそうに話しかけてきた
ある日その子はいった
「ナゼ イツモニゲテルノ?」
今までワタシに話しかける人は
必ず仮面の事をいってきた
でも この子は違った
ワタシの心が読めるように
どんどん話しかけてきた
いつのまにか その子が隣にいた
話しかけているのは分かっているのに
いつも いつの間にか隣にいた
それは まるで風のように
1つのタイヨウの日差しのように
そして ワタシは語った
なぜ 仮面をかぶってるのか
なぜ いつも話さないのか
語り終わると その子は笑った
そして 笑顔でいった
「ダイジョウブ
シンパイシナイデ ナイテモイイカラ
ワタシガイルカラ」
初めてだった
こんなに優しく話しかけてくれるのは
とても うれしかった
そしてワタシは仮面をとった
その向こうには あの子の笑顔があった
そして すぐそこには
仮面をはずしたばかりの
笑顔のワタシがいた…
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