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高笑いトレイン
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| 作詞 奏々 |
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泣いてたら急に目の前に停止
特急「高笑いトレイン」
ノリで乗っては見たものの
中はボロボロほこりだらけ
あひゃひゃあひゃひゃ……
不意に聞こえた笑い声
「あなたは誰?」声に訊ねる
「きみと同じさ」笑いながら言う
「泣いてたら目の前に急停止」
走れ 走れ どこまでも
笑い声が続く限り
ずっと ずっと 枯れ果てるまで
永久に共に笑え
唖然としていたら急停止
乗ってきた客にぶつかった
見た感じはリストラサラリーマン
頬には光る涙の筋
あひゃひゃあひゃひゃ……
奥の車両に進んでみた
スーツ姿や学生服
老若男女その全員が
満面に笑いを浮かべている
走れ 走れ どこまでも
笑い声が続く限り
ずっと ずっと 枯れ果てるまで
永久に共に笑え
帰ってきたらさっきのリーマン
満面に笑みを浮かべながら
声高らかに笑っている
それを見て僕も笑顔になった
走れ 走れ どこまでも
笑い声が続く限り
ずっと ずっと 枯れ果てるまで
永久に共に笑え
終点は無く走り続けて
気が付けば自分の部屋
にやけながら一人小さく言う
「さすがだな、高笑いトレイン」
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