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懐空
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作詞 のこ |
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耳にこびりつく 懐かしい声
忘れられないまま
セミの声と大きな雲
優しい木漏れ日 優しい笑顔
大好きで大好きで 子供なりに精一杯愛を伝えた
抱きしめられたとき 涙が出た
届いたんだ。って、嬉しくて
夏空の下の景色
目にうつる全てがキラキラしていて
終わってゆくことなんて 思いもしなかった
あの夏をポケットにしまった
キレイな想い出 捨てられなくて
寂しくて寂しくて 大きくなってゆく想いにつぶされそうで
曇った気持ち 晴れることを忘れた?
届かない。って、悲しくて
夏空の下のわたし
目にうつる全てがとても虚しくて
終わってゆくことを どうにもできないまま
自分の存在がもどかしい
一緒に 消えてしまえたならよかったのに
夏空の下の気持ち
行き場のない気持ち
夏空の下の想い
ぼやけた世界にあの日を浮かべて
小さな祈り 天を仰ぎ
そっとあなたにうたう・・・
耳にこびりつく懐かしい声が
また わたしを過去へかえす
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