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5:30 AM
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作詞 のこ |
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窓から見える景色は 静まりかえっていて
太陽は見えないけれど少し明るくなってきた
電気を消したままの部屋は 不自然なほど暗い
皆、それぞれの朝を迎えるんだ・・なんて考えながらペンをはしらせる
すごく眠い 少しも寝ていないのに 目をとじる気になれなくて
そうしてる間に ちょっとずつ手元が見えやすくなっていく
心地よい真っ暗な世界が消えて
居心地の悪い 私の嫌いな 白の世界がやってくる
時間が止まればいいのに 朝なんて来なくていい
太陽無しじゃ生きられないくせに 都合のいいことばかり言うのが人間
だいぶ明るくなってきた
そろそろ寝ようか 夜があける瞬間を 悲しい時間(とき)を 見たくない
不安定な私に追い打ちをかけるように 街は光りだして
まだ真っ暗なままの部屋で ひとり目をとじてみる
友達はキライじゃない 会えば明るく話すけど
笑顔をつくってみせるのが 面倒なんだ ただなんとなく
もう働く人がいる 嫌じゃないのかな 私は嫌だよ
外に出たくないから 黒の世界にずっといたいから
灯りはまだつけないでおこう
心の影を隠せないから 気付いてしまうから
時間が止まればいいのに もう朝と呼べる時間だ
まだ眠っていない もう一度、1時間でもいいから戻して
私を隠す真っ暗な闇が消えて
私をさらけ出す 痛々しい 白の世界がやってきた
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