|
|
|
南風
|
作詞 哀流 |
|
雨上がり、空を見上げて虹まで届く様な
放物線を描き落ちてきた夢 転がっていく
この手で 握って 何度でも
作り替えてゆく粘土のように
七色のアザを見つけて
羨ましそうに眺める
どうせ明日まで晴れだろう?
この独特のにおいを覚えて 届いて
カサを差すのも忘れてたかい?
ずぶ濡れだよ 天辺から
乾ききって剥がれぬように
潤すは凛と南風
水たまり、湿ったアスファルト 雲を吸い込んだ
その風貌大きく揺れる姿 仰ぎ続けるさ
この目で 契って 感度なら
廃れることなく尚長ける
七色の明日を括って
滑稽なくらいに鞣す
きっと天気予\報なら見るけど
また当てになんかしないで転んで 笑って
カサも差さずに探してたかい?
空を見上げて 雨上がりさ
虹を見つけて弛まぬように
作り替える緩まぬように
雨にあたって忘れたのかい?
深呼吸なら 目を瞑って
思いだして霞まぬように
潤すは凛と南風
|
|
|