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野良猫
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作詞 フォックス |
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初めて君を見たのは いつだったかな
いつのまにかそこにいるのが 当たり前になってたよ
陽のあたる ベンチが君の指定席だったね
行き交う人を眺めて なにを思ってたのかな
出会ったときは 僕のこと少しも見てくれなかったね
時間がかかったけれども
少しづつ 少しづつ 君は僕を見てくれた
とっても 嬉しかったよ
陽がかけてくると 何も言わずに帰っちゃう
暗闇に溶け込んでいく 後姿をただ見てるだけ
一度も振り返らずに 消えていってしまうよね
どこに住んでるのかも 教えてくれなかったね
触れ合わなくても ただ隣に居たかった
君の瞳に映る世界を 僕も見たかった
穏やかに 穏やかに 二人で過ごす時間は
なによりも 大切な時間だよ
出会ってから 2度目の冬
いつもと同じ 帰っていく君の後姿
いつもとは違う 何度も振り返る君
なぜだろう その瞳は悲しそうに見えた
僕は今日も この場所に
僕の隣 陽のあたる君の指定席
そこにはもう 君はいない
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