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買い弁
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作詞 エナイ |
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親が弁当作ってない
もう弁当作る暇なんてない
こんな時は買い弁しかない!
作ってない親が悪いのに
何故かお金は自己負担
食パンこの口に挟んで
家を飛び出す
自動ドアをくぐり抜け
店員の「いらっしゃいませ」無視して
パン売り場に一直線
アンパンジャムパンやきそばパン
目当てのコロッケパンは売り切れだ
学校で取られそうなメロンパンは避けて
堅実にジャムパンに手を出す
隣のおっさんと手が触れ合った
おっさん何故顔赤らめる
もしやあれはコロッケパン
僕のために?一つだけ残ってる
反射的に手が伸びている
この不気味な感触も・もしや?
見事に賞味期限切れてる
悲しい気持ち振り払い目を棚に戻す
ここはやきそばパンに手を出す
またもやおっさんと手が触れ合った
だから何故顔赤らめる
適当にパン買い揃えレジに並ぶ
あのおっさん後ろに並ぶ
運命の赤い糸感じてそれを振り払うが早いか
「545円です」やったね!ちょうど払える
すごく長くて短い4分半を乗り切り
学校への道を歩き出す
おっさんは向こうに行った、ふぅ
おっさんのこと考えてるとすぐ学校に着いた
教室に入るが早いか先生に呼び止められる
「おいちょっと」「な、なんですか?」
「お前買い弁してただろ、校則で禁止なの分かってるんだろう?」ば、ばれた・・・・
先生の説教乗り切って午前の授業も終わって
いよいよお昼ご飯だよ
ここからは僕だけのパラダイス
誰にも邪魔させないよ♪
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