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失うイタミ
作詞 璃佳
最後に君は言った
「人は大切なものを失いながら生きていくの。」
「失うことは幸せなことじゃない。」
ぼくが言うと
「私を失って泣いてくれる彼方がいて私は幸せ。」

狭い 狭い病室で、ぼくらが描いた青春を過ごす事はなく
だれも想像しなかった一生を生きぬいた君。

「疲れる。」と君は言った。  こんな人生疲れる、と。

疲れを癒してあげたかった。 そんな言葉自分勝手だ。
“あげたかった”だけ。何もしなかった。
なにも。

「疲れているから眠れるの。明日が来るのが怖くても。
でも、朝、目がさめても、なかなか目をあけられない。
今日をみたくないの。私は弱い。」

そんなことない、と言えなかった。
ぼくもそうだったから。そしてそんな自分を
弱い。と思っていたから。

君は目をさまさなくていい眠りについた。
愚かな けど愛しく美しい世界へ ぼくをおいて
君は行った。

目をさますのはぼくだけ。
今日をみなきゃいけないのはぼくだけ。
人は大事なものを失いながら生きつづけていく。

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公開日 2006/07/05
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カテゴリ 紊掩
コメント 大切なものを失った過去を忘れられない…という歌詞です。初めて書いたので、ダメなトコ、多いかもしれません膈隋‘匹鵑任澆董△任れば感想くださぃ♪
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