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予\定調和
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作詞 どぶはまり |
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空深くを覗き込むように見上げれば
数多くの輝きと出会いながら
見えない闇はその形を描いていた
前を見ることは怖くて
後ろを振り返ると名残惜しくて
左右を見ることは許せなくて
いつまでたっても歩き出せない
本当は君の手を掴んで居たかった
そうすれば迷わず前を見つめられた
嘘にしか見えない満天の星空の中で
君だけが辺りを照らす光に見えていたから
ただ足早に過ぎ去る時を見上げてた
数多くの輝きは何時の間にか
見えなくなってこの空から別のところへ
別れて行くことは辛くて
記憶を呼び覚ますと感慨深くて
明日へ発つことは孤独であって
どうしてこんなに弱くなったのか
本当の正解は未だに見つからない
それなのに間違いだけは幾つもあった
小説のように定まったストーリーの中で
運命から逃れようといつだってもがいていたのに
あの日 この空に放り投げたのは
遠すぎる記憶と
届かなかった思い
散らばったそれは
今だって涙のように輝いている
予\定調和に廻り続けるこの空の中で
ただそれだけが今もずっと
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