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kumo
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作詞 キートン |
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八月の空に僕の真上を通り過ぎる入道雲
大らかで雄大なその姿が少しだけ僕に余裕をくれる
そしたら見えてくるもの いっぱいあって
今まで自分に足りなかったものが
ほんのちょっぴり見つかった気がしたんだ
人は躓くために足があって
立ち上がるためにその手があるんだ
また転ばないように脳みそ フルに使って
一歩ずつ踏みしめていこう 少し加速つけながら
塞いでた昨日を くだらないはずの日常を
意識一つで変えてみる そんな毎日想像してみる
悩んだり焦ったり 不便なもんだな
ポケットから笑顔を出し入れできたらなぁ
出てくるのは拙い計算や妥協ばかりだ
萎びてく情熱に俯瞰な視線
次第に慣れていく自分がいるんだ
でも吸い込む空気に体中癒されたりして
なんてことないこれも日常 僕のありふれた日常
踏みしめた先から踵が沈んでいく
無限に続く苦悩と苦痛 真上には雄大な雲
その姿に その余裕に ほんのちょっぴり嫉妬して
でもまた僕に足りない何かを教えてくれるんだ
人は躓くたびに起き上がって
キョロキョロと周囲を確認したりするんだ
誰かに見られてないか 笑われてないかって
そして胸を撫で下ろして また歩き出すんだ
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