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kumo
作詞 キートン
八月の空に僕の真上を通り過ぎる入道雲
大らかで雄大なその姿が少しだけ僕に余裕をくれる

そしたら見えてくるもの いっぱいあって
今まで自分に足りなかったものが
ほんのちょっぴり見つかった気がしたんだ

人は躓くために足があって
立ち上がるためにその手があるんだ
また転ばないように脳みそ フルに使って
一歩ずつ踏みしめていこう 少し加速つけながら

塞いでた昨日を くだらないはずの日常を
意識一つで変えてみる そんな毎日想像してみる

悩んだり焦ったり 不便なもんだな
ポケットから笑顔を出し入れできたらなぁ
出てくるのは拙い計算や妥協ばかりだ

萎びてく情熱に俯瞰な視線
次第に慣れていく自分がいるんだ
でも吸い込む空気に体中癒されたりして
なんてことないこれも日常 僕のありふれた日常

踏みしめた先から踵が沈んでいく
無限に続く苦悩と苦痛 真上には雄大な雲
その姿に その余裕に ほんのちょっぴり嫉妬して
でもまた僕に足りない何かを教えてくれるんだ

人は躓くたびに起き上がって
キョロキョロと周囲を確認したりするんだ
誰かに見られてないか 笑われてないかって
そして胸を撫で下ろして また歩き出すんだ

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公開日 2006/07/04
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コメント ふと見上げた空に見つけた雲をふくらませて書いてみました。
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