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選択のカード
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| 作詞 牟 |
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すべてを壊したくなる時って、あるよね
描いているキャンバスに
関係ないヤツらが嫌いな色を塗りたくって
メッタメタに破り捨てたくなるよね
やり直しが効かないって分かってても
軌道なんていくらでも在ると思ったって
そんなの簡単には見つかんない
作ればいいと踏み出したって
無力で手ぶらなボクらには
到底無理
そんな時、思いきり叫ぶ
何も起こるはずなくても
とにかく泣きたいくらいに叫んでやる
心の中の淀みが流れていくのが 真っ白な視界に映った時
「きっと上手くいく」って
笑えるはずだから
どんなに強がっても ハッタリかましても
重くのしかかる現実に
押し潰されそうになってるのは誰でも同じだろう
街の裏側で殴り合うバカな大人でも
喧嘩を売り買いする無知なガキでも
世界が無限のようだから敵も多く感じて
ものすごく他人を蹴落としたくなる
オンリーワンとか言ったって
結局認めてもらいたいから
ナンバーワンを羨む
そんな時、思い切り叫ぶ
誰も振り向くはずなくても
とにかく嫌われるくらいに叫んでやる
自分が勝手に積み上げた塀が 崩れて明るい光が見えた時
「きっといいことがある」って
立ち上がれるから
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