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一枚の紙。
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作詞 akane*K |
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裏っ返せば書ける,一枚の紙のように
私の心も裏っ返せればいいのに。
あなたの想いばっかり,びっしり書いた紙。
裏っ返して,別のコト書ける場所なんてない。
インクが滲んで,あなた色に染まってる。
誰か,もう一枚 紙をくれませんか?
私の心には,他のコトを考ぇる余裕がありません。
やらなきゃいけないコトがたくさんあるのに。
あなた色に染まった一枚の紙を捨てるコトもできずに。
消すコトなんかできない。
だけど紙は傷むばかり。
あなたとの思い出は,一つも残らず書いてあって
消えないのに,どんどん痛くなる。
苦しくなる。
ビリビリに破きたい。
でも壊れない。
破る勇気さえ出ない。
私が壊れてしまうから...。
私の中の紙より もろい私。
ガラス玉は割れない揺れでも,
私自身はもうボロボロに割れている...。
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