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little drop
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作詞 理沙子 |
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こないだ出来た傷をいじってたらもっと深くなってた
知らないうちに気付かないうちに僕はそれを繰り返してた
どうやら僕は宝箱を引き出しては輝く光の中にまみれていた黒い粒を見つけては興味半分で眺めていたらしい
思い出しては自分を責めていたらしい
まったく解らなかったけどきっと悲しかったんだろう
悔し涙をたくさんこぼしながら一人ぼっちで夜の街を自転車で飛ばした
夢を見て希望を胸に溜め込んだ後の結果だった
圧迫してくる記憶を何度も思い出して「嘘つき、嘘つき」と憎しみを足に込めて僕はただ走るしかなかった
帰り道は街灯が少なくて孤独だけが重なった
月明かりだけが頼りでずっと空を見上げた
すると地面に落ちた涙が空に反射して光った
僕が歩いてきた距離を僕が泣いて弱さを振り撒いてきた場所を空に浮かぶ小さな粒は教えてたんだ
ちっぽけなその光で地上に届くように
「君は一人じゃない 僕が君の場所を照らす」
そう聞こえたのは間違いなんかじゃない
僕が作り出したその粒の名は―\―\―\―\―\―\―\―\
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