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bokuno sekai
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作詞 山本太洋 |
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手首を切り裂いて それで世の中が変わるなら
いくらでも切り裂いて見せるだろう
暗闇の中をひたすらもがいて
ビー玉くらいの光に歓喜して絶望して
きれいな色で塗り固まれた世界で
夜になり絶望が迫っていく
するとどうだろう この色こそが
本当の空の色に見えたんだ
みんなが笑って それで世の中が変わろうとも
その時はくすりともしないだろう
暗闇の中をひたすらもがいて
やっと出た結論がそんなものなのかい
きれいな嘘で塗り固まれた世界で
今日もまたやさしい嘘をつく
でも知ってるかい? 嘘なんかに
きれいもやさしいもないんだよ
こうして僕は手首を切り裂く
世界は救われないけど
僕の世界は救われる
世界は救われないけど
僕の世界も救われない
流れる血が語ってる
「もう手遅れなんだ」と
それでも僕は生きている
醜くもやさしい世界で
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