|
|
|
幸 福 論
|
作詞 野々宮 |
|
あの時の
一緒に結んで開いてをしていたこの手
まだ、覚えているのです
少し暖かったあなたの其れは
いつもの通りに機能\しているのでしょうか
多分あなたは覚えていないでしょうけど
其れでもあたしは充分で
昔貰ったストラップを眺めて
少しあなたを思い出すの
そして、ちょっとだけ誰かに対してでも無い優越感に浸るのです
紙に書いた恋のおまじない
ずっと握り締めてた恋のお守り
全て信じられない気持ちだったけど
だけど少し信じて居たかったのかもしれません
叶うはずが無いとは分かっていても
願わずにはいられない体質なのです
少しの可能\性に、頼ってしまいたくなってしまうのでしょう
そんな意味のない行為でも
あなたを思い出すことが出来るから
其れでもう、許せてしまう
喩えあなたが私を忘れてしまっていても
ただ何処かに居るはずのあなたの姿を、そっと思い出して
静かに微笑む事が出来るだけで
充分に幸せなのです
|
|
|