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誰かのための『誰か』
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| 作詞 桜坂都 |
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運命の絡む糸にもたれてみた
ハンモックにするように自分を預け
見上げたのは真昼の月
知っているでしょう？その存在は
輝けるのは夜だけだけど
確かにいつも、其処にある
しっとりと濡れた糸から
零れ落ちたのは一滴の雫だった
少し『誰か』の涙に似ていた
絡んだものを解く糸口を探した
ねぇお月様？
暗くてよく見えないから
もう少しだけ輝いて…
捕えたと思ったその時に
捕えられていたのは私だった
逃げられない？
否、逃げようとしない
満月の夜を照らすのは
月だけじゃない
星だけじゃない
きっと貴方にもいる、『誰か』
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本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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