|
|
|
‘夢の跡 現の先’
|
作詞 紫一。 |
|
瞳閉じればそこに、君の声があった
瞳開ければそこに、君の姿があった
一炊の夢、夢幻の現
知らず知らず、君の姿を捜してる
手を伸ばして君の背を抱く
捕まえたのは、憂いの影…
夢と知って、した恋に
どうしてこうも恋焦がれるのだろう…
いつかは醒める夢なのに
一炊だけの夢なのに、何か足りない
愚かな私、ただ嘆く
耳を塞げばそこに、君の熱があった
耳を開ければそこに、君の歌があった
夢幻の現、一炊の夢
知らず知らず、君の全てを求めてる
声荒げて君の名を呼ぶ
振り返るのは、歪む笑顔(かお)…
現と知って、した恋に
どうしてこうも心痛むのだろう…
果て無きはずの現でも
無限に続く現でも、何か足りない
愚かな私、何願う
夢の跡…現の先に
見える物は何だろう?
掻き消えていく……記憶の向こうには
君の姿か、遥かな幻影(かげ)か……
|
|
|