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シナモン
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作詞 寛ちゃん |
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僕はキミのことが大好きです 小さいときからずっと・・・
「好きだよ」そう伝えたかった でも今の関係が崩れるのが怖くて 言えなくて 苦しくて・・・
だから何度も 何度も 「諦めよう」と考えた
でも 絶対にできなかった
ただ 好きで でも伝える勇気も 諦める勇気も 無くて キミの笑顔に憧れるだけだった
そんな風に想い続けて もう6年目だ
15歳になった僕ら
周りの友だちは「彼女くらい作れよ」と言う
僕は「彼女欲し〜!!」と言う
でも本当は彼女が欲しいわけじゃない
キミとの関係を 「友達」という枠を越えたい そう思っているんだ
僕は毎日のようにキミにメールを送る
話題は決まって恋の話
キミは「好きな人は誰?」と聞く
僕はできることなら「君だよ」と言いたいと思う でも言えるわけがない
そんな日々の中 心のわだかまりが大きくなっていく
そしてある決心ができた
この想いを伝えよう
そしてぼくはこう返信した
「明日遊ぼう!そのときに教えるよ!!」
キミは「楽しみにしてる」
そう言っていたね
次の日に僕は緊張しながら約束の公園に行った
するとそこにはもう5,6人の友達が待っていて キャーキャー話している するとこんな声が聞こえてきた
「昨日は…、カッコよかったよね!!部活の帰りに〜呼び出していきなり告っちゃうんだもん。そのあと2人ともラブりすぎだから!!」
それを聞いて 気づくと僕の頬を涙が流れていた
たまらなく恥ずかしくなり 僕は走り出した
そして友達から離れて 僕は
「母さんがドーナツ作るって言うから ちょっとシナモン買ってくるわ!」
声の震えがどうしてもおさまらなかった
あと一日 いや あのときメールででも この気持ちを伝えられたなら 何か変わっていたのかもしれない
泣いているのが 僕じゃなく…に変わっていたかもしれない
僕はキミが…と付き合ったことよりも 自分の気持ちを伝えることができなかったことが たまらなく 死ぬほど悔しかった
悲しくて 辛くて 悔しくて とてもキミのところへは 戻ることはできなかった
結局 この想いは いまだにキミに伝えられていない
いつか いつかキミにこの想いを 伝えられたら いいなぁ・・・
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