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スナッピー
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| 作詞 奥田(真) |
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僕は君が持っているタンブラーを
くすねたくなるんだ
だって見るたびそれにまつわる君とあいつの
エピソ\ードを思い出すから
使い古して傷ついた分だけ
刻まれた歴史へ
僕は割り込みいつかはすり替ろうと
企んだけど
何度も振り絞った勇気なら小さくなって
部屋の隅でいじけてるよ
動く指先に目を凝らして見たよ
もう一度だけ
高鳴る鼓動は幼い妄想が
膨らみ過ぎて怖くなったから
ばれる前に遠い場所まで
飛んで割れて埃まみれになる夕暮れ
知らん振りを決めた灰色の空は
まだご機嫌斜め
雨でもそれなりの楽しみ方を
僕は知っているんだ君が広げた
傘を飛ばそうとする風のいたずらに
はしゃぐ心を
無理に抑えるあまりこぼれた
笑顔を思い出す
まさか神様も見とれる余りに滑り落ちては
ぽっかり開く曇り空
くじいた足首が治るまで僕の
部屋においでよ
高鳴る鼓動は淡い期待が恥ずかしい程
見破られたから
呆れながらラストチャンスを
くれた舞台は初めて二人で入ったカフェ
幼い妄想も隠すのは止めて高鳴る鼓動の
メロディを流すよ
ずるい善意で再現させた今日の舞台を
許してほしい
だけど君が出したあのタンブラーは
くすねて神様に預けてしまおう
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