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バケモノ小道。
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作詞 ゆちこ |
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森の中に居るのは、だあれ?
赤い頭巾の女の子は
木こりの熊に救われる
白く幼いヤギの子たち
欲望の狼が食う。
ガラスの靴くらいで堕ちたりしない
甘く見ないでよ
せめて赤い糸を切るくらいにして
痛くしないでよ
善人だって踏み違ってしまえば
ただの罪滅ぼしよ
悪人だって食い違っていくなら
ハッピーエンドかもね
幼い二人の兄妹は
継母に命狙われ
置いた小石もパンさえもが
無垢な獣に奪われた。
氷の城くらいで凍えはしない
私を見ないで
塔のてっぺんから垂らした髪まで
切り落としてみて
愛を知ったくらいで声を奪われ
泣き叫ぶのはだあれ?
力持ちなだけで殺されてしまう
哀れな英雄まで
届かないというならもう構\わない
遮る悪い子 何処?
望めないというなら高望まない
見下す視線 不快
壊さないといいながら
私を捨てたのだあれ?
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