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ホスピタル
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作詞 ジャスミン茶 |
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真夜中の病院 救急患者は僕
このところずっと何を飲んでも眠れない
これは重症だ もう手遅れかもしれない
早速メスを入れる 心へとメスを入れる
心にメスが入る 鋭いメスが入る
痛みこそないが 笑顔がつくれない
心にメスが入る 綺麗なメスが入る
麻酔をしたはずなのに 嫌な感覚が走る
これは重症だ もう手遅れかもしれない
照明が照りつける 疑問を透かすかのように
手術終了のランプが灯る 良かった成功だ
でもちょっと待ってくれ 大事なものが無い
メンテナンスする前の あの輝かしい勲章
僕が生きる唯一の動機だった あの勲章が無い
これは重症だ 心が手遅れだ
手の施しようが無い 諦めてくれ
冗談じゃない やりたいことは沢山あるんだ
治してくれ どんな代償を背負っても構\わない
もう一度メスが入る 核心のドアに入る
感情も感覚も勲章も健康も全部取り戻すんだ
手術終了のランプが灯る 今度こそ成功か
大丈夫 触ることができる
大丈夫 勲章もちゃんとある
大丈夫 心の穴も塞がった
でも何かが足りないんだ 大切なものが
ブリキのネジみたいに大切な何かが
あれが無いと動けないんだ
あれが無いと素直になれないんだ
現実のまな板の上でただオペが終わるのを待った
麻酔が切れようとしても理性を失わなかった
真夜中の病院 救急患者は僕
清めることで汚れたもの
癒すことで傷ついたもの
たった一つの理由 人生の免許証
あのとき僕が落としたもの 愛を拾いに行こう
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