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嘘の笑い
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作詞 ナタデココ |
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笑っているのに
笑っていなかった
泣いているのに
泣いていなかった
いつも自分には正直にいたかったのに
心に耳を澄ますと
「もう やめてくれ」と悲鳴が聞こえた
たのしいと思い込んでいた
たいして面白くも無い話
嫌われることを何よりも恐れて
「自分」を誰にも見せずに
ひたすら相槌をうって
笑顔でいることは容易いと思った
それで自分が幸せならいいと思った
けれど自分は幸せだった?
嘘の笑顔で顔がひきつった
笑っているのに
笑っていなかった
泣いているのに
泣いていなかった
いつも自分には正直にいたかったのに
心に耳を澄ますと
傷だらけの心がぽろぽろと涙を流した
周りと同じでありたいと思った
同じメイク
同じ服装
同じ髪型
そうすることで「自分」を守った
大して強くも無いくせに
いつも人の目を気にしていた
人から好かれることを望んだ
けれどそれで幸せになった?
張りつめた心が痛み出した
楽しんでいるのに
楽しんでいなかった
怒っているのに
怒っていなかった
いつも自分には正直にいたかったのに
私の心はいつのまに
こんなにもボロボロになっていた?
笑っているのに
笑っていなかった
泣いているのに
泣いていなかった
いつも自分には正直にいたかったのに
心に耳を澄ますと
「もう やめてくれ」と悲鳴が聞こえた
明日からは
「笑って」生きよう
明日からは
「幸せに」生きよう
嘘をつかないことは
勇気がいることかもしれないけど
嘘をつき続けるほうが
きっともっと傷つくから
そうすれば いつか
「本当の自分」を理解してくれる
「本当の友達」に出会えるから
「本当の自分」は
きっと誰からも愛されるから
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