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迷い
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作詞 唯知 |
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人は突然に絶望する
其れは
何も出来ないという矮小さに
摑めると思っていた物が幻想だったという
現実に
責める声が聞こえても
受け止める強さなんて何処にも無かった
生まれてきた事にさえ
後悔していた
人は突然に足を止める
其れは
此の道が酷く不透明である事に気付いて
毒花に埋もれた畦道に
不安を覚えて
只1人の腕に縋りつく程に
他人を信じる強さなど何処にも無かった
死に行く事にさえ
恐怖など無かった
貴方の手が見えていたけれど
振り払ってまで
部屋の片隅に蹲って、じっと
暗闇を見つめていた
解放を願ってた
只、解放を、永遠の解放を!
其れこそが幻想だって事に
耳を塞いで・・・
何もかもを受け止める強さなんて何処にも無かった
全ての力を以って世界を投げ出した
流れる血は何も教えてはくれなかった
毒花に埋もれた畦道を
さあ、何処まで・・・?
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