|
 |
|
思い
|
作詞 rein |
|
過ぎゆく日を見守り
幼い私が 愛しかった
いつの日か闇にのみ込まれて
去りゆく人を見届け
追う勇気を 持っていなかった
すたれた心を拾っては憂い
歩くことが、怖かった
冷めることが、憎かった
もう消えたかった
それでも
光へと、目隠しの体で向かう
懐かしいあの声を背に
ほどけた靴紐をひきずり
私は、歩くわ
消えゆく火を見送り
永遠は決してないと知った
薄らぐ記憶を捕まえられず
信じることが、痛かった
思うことが、辛かった
もう会えなかった
それでも
明日へと、泥まみれの私は向かう
忘れられない傷を抱え
流れる血も涙も見ずに
光へと、目隠しの体で向かう
懐かしいあの声を背に
ほどけた靴紐をひきずり
私は、生きるの
|
|
|