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神様…
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作詞 Perfect Blue |
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暗い部屋
「再生」を押すと 画面の中はあなたでいっぱい
いろんなあなたがいて
はずかしそうにしたり
まじめな顔したりする
なんだか不思議
あなたは もういないのに
ちゃんと動いていて ちゃんと笑ってるんだもの
ねぇ この時どんなこと考えてた? ねぇってば…
一定の速度で
二人の時間が再生されていく…
こんなこともあったね そうつぶやいても返事はない
あなたが私の手を取るシーン
いちばん近くにあるはずのぬくもりを
私の指先はもう感じることができない
ずっとそばにいるって 約束してくれたのに
ねぇ 聞いて
あなたが冗談で言った 「好きだよ」という言葉を
何度も言って欲しくて 何度も巻き戻したの
バカだよね 私
あなたの影にもう少し触れていたかっただけなのに
いつのまにか想いがあふれてきて 震えだす唇
そして にじみでた声のひとしずく
どうしてあなたじゃなきゃだめだったの…?
言葉はただ 独りの部屋にしみこんでいく
あなたは 私に笑いかけてる
涙で 笑顔がにじんでいく…
神様…
お願いですから
この人を 私に返してください
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