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生きてきたんだ
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作詞 魔術師 |
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ランドセルを肩から下ろして
紺色の制服に身を包んだ
13歳、春。
何もかもが新しくて、美しくて、
手を伸ばせば、何でも掴み取れる気がした。
新しい学校、新しい教室、新しい人達。
通学路が変わったその日から、生活も変わった。
新しいクラスへの不安を抱えて
一番の希望とパワーに満ちて迎えた
14歳、春。
充実しているような毎日と
力の大きさと若さに溢れていた、僕ら。
去年より確かに踏み出した僕らは
立ち塞がる壁を破壊しつつ、進んだ。
後に迎える進路に、
恐怖と一筋の希望を捕らえた
15歳、春。
学校という街のどす黒さを覚え、
友達という眩しい存在に焦がれた。
別れの悲しみと、開放感を、
同時に掴んだ不安まみれの僕ら。
どろどろの感情と
あのきらきらした希望を
もう一度取り戻そうと、必死になった。
もう、あの頃の自分は何処にもいない。
けれど、時間は流れ続けている。
踏み出さねばならない時が来る。
誰の元へも、公平に、残酷に。
逃げるな。
生きてきたんだ。
ならば、貫き通すんだ。
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