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構\造
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作詞 猫目石 |
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体調が悪いなどと
知られたくない
あたしには
弱さなんて似合わない
無償の優しさも幻だろう
だから近づかないでくれるかい
そんなマヤカシなど欲しく無いのだから
こんな世界に誰が生んで欲しいと言ったのか
こんな人間に誰が作って欲しいと言ったのか
今日も棘が心臓を突き刺していくから
生きるのが難しいよ
罪悪感だとか
後ろめたい行動は
山ほどある
謝る機会も逃したきりで
愛され方を知らずに
優しさを疑う自分が居て
悲しい感情だけ覚えて育てられたのさ
怒鳴り声も嗤い声も汚いあたしによくお似合いさ
配慮する教師もあろうことか義務感だけ
今は涙を見せる暇もないのだから
ひたすら前を向くだけだよ
弱いあたしだからこそ
このままじゃいけないなんて
最初から知ってた
ただそれを認めたくなかっただけ
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