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イモムシHERO
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作詞 城原 |
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始まりはイモムシだった
小さな偶然があまりにも積み重なって
ボクらは出会ってしまった
背の高い君と
背の低いボク
スポーツ万能\で格好いい君と
運動音痴で格好悪いボク
あまりにも不釣合いで笑えるくらいだ
君はいつでもボクのHERO
君はいつでもボクの自慢だ
始まりはイモムシだった
中一の春だった
君の机上のイモムシ
君はボクの後ろ
君はボクを呼び
振り向けば君とイモムシ
あの日ボクらは偶然のようで
必然的に出会ってしまった
小さな偶然があまりにも積み重なって
ボクらは出会ってしまった
偶然同じ部活に入り
偶然毎日一緒に帰った
楽しかった毎日は
驚くほど早かった
優しい君に甘えきってる自分がいた
絶対に離れないという根拠のない
しかし満ち溢れた自信があった
いつもわがままばかりで
いつも強がりばかりで
今は後悔ばかりで
いつでも不安だった
完璧な君がこんなボクと
友達でいてくれるのか
友達なのか聞けないままで
君は遠くへ行ってしまった
それは中二の春だった
先輩の卒業式は
君のお別れ会だった
泣きじゃくるボクに
君が困っていたのにさえ
気づけないほどボクは必死で
抱きついて
行かないでと叫びたかった
大声で
忘れないでと叫びたかった
しなかったのはボクの
あまりにわがままな強がり
言えなかったこと
言わなかったこと
出来なかったこと
しなかったこと
後悔だけがボクに降る
君はいつでもボクのHERO
君はいつでもボクの自慢だ
泣かないんだと決めたのは
君がいなくなった日だった
それまでボクは泣き虫で
すぐに泣いてばかりいた
それではダメだと気づいたんだ
絶対泣いたりしないぞと
ボクは一人君に誓った
君がいなくなってから
ちょうど3年経ちました
ボクはまた先輩の卒業式にでています
君は今でも
あの日のことを覚えていますか
あの日のボクらの友情は
色褪せてはいないでしょう
君はいつでもボクのHERO
君はいつでもボクの自慢だ
いつだってイモムシHERO
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