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傷跡
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作詞 +Nao+ |
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あの日僕が犯した過ちを償うために
僕は自分自身に罰を与えた
片手に光るカッターナイフで
僕は自分を消そうとしたんだ
だけどどうしても
怖くて 怖くて
できるのは
手首にナイフを滑らせるコトくらいだった
闇は遥かに続いていて
僕は自分が犯した罪の重さを知る
血は思ったホドには出なくて
かすかな傷をつけるのが精一杯だった
何故だろう 苛立ちを覚えた僕は
何度も何度も
自分自身の手にナイフを押し付けていた
それぐらいしか 今の僕にはできなくて
それだけじゃぁ 自分が犯した過去の過ちは消えなくて
償おう 償おう
そう思ってはいるけれど
償うのとは裏腹に 罪は大きくなっていく気がした
自分を傷つける度に増える傷と 罪の意識…
自分が犯した過ちは
取り返しのつかないくらいに膨らんでいた
繰り返し 繰り返し…
自分を傷つけるコトしかできない僕
もう 逃げられない
僕は悪い人間なんです
僕は 最低な人間なんだ…
この傷跡が癒えるコトは
もう一生 ないだろう…
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