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ドラマ
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作詞 アキト |
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鏡に写った自分に向かって
「お前も年をとったな。」って話しかけてみる
あの頃は自分が世界の軸みだいに思って
今はもう昔話
カッコイイ俳優がやるような
ドラマみたいな人生じゃなかったけど
僕は僕なりに生きてきた
「今どうしてる?
僕は絶好調。毎日楽しくて大変だよ。
やっぱりあの時別れて正解だったね。」
持ち帰りの書類が詰まった鞄を片手に
嘘を並べたEメール
ずいぶん早い返信
あて先不明のメールが届いた
「何だよ。」
白い息を1つ吐いて
さあ 最後のボタン
“消去しました”の文字
カッコイイ俳優がやるような
ドラマみたいな人生じゃなかったけど
僕は僕なりに生きてきた
僕の人生には
君っていう登場人物が何ページにも出て来るよ
うすっぺらい僕の物語
君の登場で厚くなったんだ
君が「さよなら」って言って
またうすっぺらいお話に
君の物語には 僕は出てくる?
2行でもいい
名前なんかなくていい
このくらい思うのは構\わないでしょ?
カッコイイ俳優がやるような
ドラマみたいな人生じゃなかったけど
僕は僕なりに生きてきた
カッコイイ俳優がやるような
ドラマみたいな人生じゃないけど
僕は僕なりに生きてゆこう
もしかしたらさ
深夜のドラマくらいになら
なるかもよ?
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