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雨音愛情測定
作詞 合格証書
雨で滲んだ窓を見つめながら
君との時間を思い返して感傷にひたる

何をしなくちゃいけないのかも
全部知ってるさ
だけど心のどこかで君を怖がってた

曇り空 雨の音 走る車 歩く傘
その何もかもが僕をかき乱している

飛び出した窓の外の世界は
なぜか僕を君へと引き寄せる
会って何を話すの?
そんなこと考える必要も無い

僕をこれほど突き動かすのは
君の言葉仕草その全てで
それ以上何がいる?
十\分過ぎる理由でしょう

傘もささずに飛び出した
無重力の雨の中へ
君に残した忘れ物を受け取りに


踏切を過ぎたあたりの一本道
湿った草の中に小さな捨て犬を見つけた

雨に打たれてもその場を動かず
ただ主人の帰りを
待ち続けて吠えている
全部知っているけど

小さな犬 ぬかるむ道 潤む瞳 震える僕
全てを叩く雨 全てを包む雨 そして君の声

自分で動こうとはしないまま
君が来るのを待っているだけ
それでいいのかな?
違う僕が動かなくちゃ

僕が走らなきゃ守らなきゃ
君は来ない だから行くんだ
単純でしょう?
複雑な理由なんて邪魔なだけ

雨に濡れた犬を抱き寄せて
そっと呟いたんだ
そしたら僕の腕を飛び出して走っていった


早く迎えに行こう 誰が邪魔をしても
感情を燃料にして 僕の全ては走り出す

涙か雨かもわからないほどに
濡れた顔も気にせずに走る
あと少しで君のもとへ

傘もささずに飛び出した
無重力の雨の中へ
どんな答えでもいいさ
とにかく今は君に会いたいから

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公開日 2006/02/01
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コメント これは、私が詩を書き始めた最初の頃に書いたやつです。個人的に結構\好きなので、投票します。昔の恋なんですけど、やっぱり忘れられないものです。
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