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追跡
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作詞 ハンターの王 |
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懐かしい道を歩いてみたくなった あの駅で立ち止まった
昔はよくこの道を歩いた 雨の日もあった 雪の日もだって
何度も通った道だったはずなのに とても暗く感じた
街頭が立ち並ぶ公園とはわけが違った
本当はとても とても とっても暗かった
視界が危ぶまれてる 向こうから車がくるね
今更こんなとこ一人歩きなんて無様なだけだろうけど
いつも何故か無性にこんな気持ちになってね
凄く凄く耐えきれない気分なんだよ 今だけは
どうしてだろうと思う度に足はここを歩んでた
懐かしい道を辿ってみたくなった
そういえばここでこの本屋に寄り道したんだっけ
思い起こされる記憶 何度も何度も足を止める
影さえ見えない小道 続く先がくすんでる
あのときは全然 気がつかなかったよ
こんなとこに分かれ道もあったんだね
途中で缶ジュースも買った あの駅まで競争した
走って走って走って どんどん遠のいてく君がいた
あそこで写真 撮っておけばよかったかな
今となってはどれもこれも想い出ばかりだけど
懐かしい道を通ってみたくなった
あのときはきっと楽しかったんだよね
時間を置き去りにしてまで喋ってたかったんだね
あのときと同じ道だった 何ひとつ変わってないもんね
でも今度はひとりだ たったひとりだ
それだけは違うかな でも後は一緒 景色も駅も
あのときと同じ道だった あのときと同じ道を歩いた
あのときとは違う気持ちで いろんなこと考えながら
これからもここを歩くよ ひとりでも 君がいなくても
そう決めることのできた 追跡でした
今日もこの空は綺麗です とても色鮮やかに染まってます
懐かしい道を歩いてみたくなった
ずっと暗かったこの道に朝がくる もうすぐゴールだよと
明かりの差したその場所は駅だった
この駅では時間が止まってたよ
ずっと私のくるのを待っててくれたみたい
あの落書きもあの傷もあの染みも
そしてあのクラクションで迎えにくる
また来ます また追いかけますあのときの君を
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