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悶える夜
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作詞 peace |
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二人がずっと続くようにと祈った十\字架
信じてやしないけれども
本当に思った、そうあればいいと
全てを赦して救い愛せるなんて磔の貴方に出来るのかい?
世の中にさ、そんな無償の愛が存在するっていうことが、今の世の中、既に奇跡だよ
と思う僕はひねくれている?
二十\分前までただ単純に何も考えずに幸せに君の帰りを待っていた
けれど今は酷いな
まとまらない思考、行き場の分からない劣情
この感情をどうカテゴライズしていいかさえも分からない
きっと笑顔で送れば良かった
そうすりゃ君は傷つかずにすんだ
傷つくのは僕だけだった
だけどそんな優しくなんてなかった
頭に浮かぶのは君への反抗と怒りと悲しさ
更にフラッシュバックするのは僕を置いていったあの人との出来事
電波を伝って聞こえる君の声は平坦で僕の心を暗くする
二人がよりうまく行くようにと買った自己啓発本
普段は感心して読めるのに
役に立たないよ、肝心な時にさ
言いたい事こらえて笑顔で居れば良いなんて何処の聖人に出来るんだい?
世の中にはそれが出来る人が沢山居るのかもしれないけど、今の僕には到底無理だよ
と思う僕はあきらめている?
何処にこの思いを吐き出せば良いのか分からない、
酒を飲んだ、活字に埋もれようともした、手帳に日記も書いてもみた、こんな歌も書いてみた
収まるはずも無い
止めといた方が良いって分かってる、理性は分かってる
だけど止められない、そんな事を言えばきっと傷つく
だけどもう行き場が無いんだ
もしかしたら君を傷つけたいと心の奥底で思っているのかもしれない
君に仕返ししたいなんて浅ましい考え持ってるって言われても否定出来ないよ
嗚呼、こんな夜は眠れない、眠れない、眠れない、
僕は、なんて汚れてる、汚れてる、汚れてる、
エゴという名の汚泥に
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