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木の重さ
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作詞 odorufan |
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あれは冬だった
大きな木の下であなたに告げられた言葉の重さ
あの木も雪が積もってって
雪が所々に落ちてきた
雪は地面に降って来てはすぐ溶けた
まるで私があなたに言われた言葉が
私の心へすぐ溶けてくるように…
あれは春だった
大きな木の下であなたに告げた言葉の重さ
あの木には桜が咲きほこる
桜のように私の命は
桜のように散る
まるであなたが桜の花びらにつぶされるように
あなたの心が桜の花びらみたいに散るように…
あれは夏だった
大きな木の下であなたが受けたこの重さ
あの木に思い出を詰める
あの日に戻れるなら
あの日に帰れるのなら
まるであなたがくれた宝石のような日々を
あなたと一緒に思いだしに行く…
あれは秋だった
大きな木の下から私が消えたあの重さ
あの木に私の名を刻む
あの日に私はいた
あの日にあなたといて幸せだった
まるで私がいなかったかのように
あなたの中から私が消えていく…
あれは奇跡だった
大きな木から始まった
あの木で出会い
あの日に私は死に
あの日に窓の外
まるで私が葉のように桜のように
私の命が今散った…
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