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折れたサギソ\ウ
作詞 心恋
「あ、折れてる。」

私が一目ぼれして買ってきたサギソ\ウ

今は折れてる。

お母さんに聞いてみると、

「折れたところは切っちゃわないと。」

でも私は、切らなかった。

だって、切っちゃたら花や、その近くの葉っぱは

枯れちゃうから。

今は、まだ花も白くて葉っぱも青々としてて

元気なのに切ることなんてできなかったから。

けど

何日経ってサギソ\ウを見てみた。

すると、折れたところは地に伏せて

はいつくばっていた。

ああ、お母さんの言うとおりにしといたらよかった。

今さら遅い後悔をしても始まらない。

暗い気持ちでサギソ\ウを見ていた

すると

折れたところから新しい芽が出ていた。

そして私は、涙を流した。

正直自分がナゼ泣いているのかわからない。

でも、サギソ\ウはまだ生きていた。

私は、地に伏せていた所を丁寧に切り取り

ドライフラワーにした。

この、サギソ\ウのことを忘れないように。


サギソ\ウの花言葉は
     しんの強さ。

:::::::::
サギソ\ウって言うのは、絶滅危惧種でサギの翼のような形をした美しい花の咲くラン科の植物です。

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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公開日 2006/01/01
ジャンル 荅鐚鐚
カテゴリ 綽吚
コメント 何が書きたかったのかは、分かりません;ごめんなさいぃっ(土下座)サギソ\ウの花言葉に惹かれて書いててしまいました。
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