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あわれうた。
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| 作詞 緋凪 ヒジリ |
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キミは涙涸らして叫ぶ
悲痛な慟哭が曇り空に
響いては消え
消えては響く
広大すぎる荒地
キミの涙でどうしようと？
僕がキミを支えることは無い
出来無いことだからさ
僕に出来るのはただ
キミを憐れみ
意味も無く微笑むことだけ
太陽はまだ顔を見せずに
いつしかキミは
泣くことを止めてしまった
零した涙の下
囁くように風に揺れる
太陽色のタンポポ
キミが気付き微笑むのを待ってる
いつしかキミが立ち去り
荒地に静寂が戻る
僕はまだ曇り空を見つめながら
そっと佇んでいる
一面に広がる小さな太陽と
キミの微かな温もりと共に
刹那だけでも
キミが微笑むことを夢見ながら
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