|
|
|
「blue flame」
|
作詞 ache |
|
もつれて絡まる気怠い夢を
不意に断ち切る雨の音
目を閉じて確かめるからっぽの胸で
切なく響き続ける鼓動
あなたへの思い その残骸が
灰色の部屋 埋め尽くしている
身動きもとれず 彷徨う私
想像も出来ないでしょう?
…あなたには
テーブルの足元に
落ちていた使い捨てライター
置き土産のつもりかしら
灰皿さえないこの家に
私の手のひらの中で
揺れているブルーのエナジー
燃やすこともないままなの?
忘れられてそっと眠るだけなの…?
壊れる前に捨てられた愛は
いつか帰る日を信じて
結末はわかりきっていても
知らないふりをするのが大人でしょう
過去を抱きしめて 泣くだけの女
そんな女が 一番惨めなのだから
炎の命は 所詮刹那
だから燃やし尽くしたい
…何もかも
ポケットの奥へと
しまいこんだ使い捨てライター
忘れるなんてあなたらしいわ
戻ることのないこの家に
あなたのすぐそばで今
火を点ける女へのジェラシー
彼女もいつか味わうのよ
炎が消えた暖炉の寒さ
ポケットの奥から
取り出した使い捨てライター
忘れられないあなたのぬくもり
戻ることのないあなたとの日々
私の手のひらの中で
揺れているブルーのエナジー
燃やす時はきっと今だから
炎を起こして…夜が明ける前に
冷え切った指先で 火を点けるのよ そう、今…
|
|
|