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見知る愛
作詞 雪
君はいつも隣に誰かを置いておきたがる
一人は嫌いなのか
独りが淋しいのか
そんな理由を聞いたことは無いけど
君の傍に誰かが居る時
君はいつも零れ落ちそうなほどの笑顔だった

君はいつも隣に誰かを欲する
何度も何度も愛のやり取りを繰り返し
何度も何度も傷付いては僕に涙を見せた
そんな時僕が君の隣では駄目なのかと
その度に確かめたが
君はいつも"弟はもう要らないよ"と優しく僕を突き放した

愛を求め
探し当てては消えゆく愛に
君は振り回され
肩を落しては
あたたかさを切望していた

それでも
どんなに傷付いても
どんなに傷付けられても
君の瞳の輝きは失せる事無く
前より強くなった心と身体で
前へと進んでた

強い女(ひと)だと僕はいつも勇気を与えられながらも
貴女を目の前にしては
強いねと言えなかった

貴女をどんなに理解した僕でも
貴女の隣に居る事は許されなかった

それならば
隣に行く事は出来なくても
傍で見守ろう
貴女の心にしとしと雨が降ったとき
すぐに傘を差してあげられるように
涙の似合わない貴女に
すぐに笑顔を思い出させてあげられるように

愛の重さを知る貴女は
恋に不慣れな僕を見て微笑う
愛の痛さを見知る僕は
貴女が愛の痛みに慣れない様にいつも貴女の傍に・・・

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公開日 2003/07/01
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コメント 愛々連呼してて自分でこっぱずかしんですけど・・・初めてお邪魔します。
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