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作詞 サブマリン |
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壁の木目調に寄り添う 根拠のない君の笑顔
離れ合った二つの光が出会った場所
僕が探し続けてた ささやかなぬくもり
遠くても感じていられる そんな今が愛おしい
軽く息を吸って 手にしたペンで
君の心に「ありがとう。」と書いたなら
暖色の空気に染まる ふと見せた君の白い歯も
拾い集めて いっぱいになったこの箱に 今日も
何気ない瞬間を閉じ込めよう
付き纏ってくる 失う事の怖さも
怠惰な思い込みで左右される場面も
かじかんだ指先を温める想いを取り出すよ
見上げた冬空に散っている粉雪にのせて
男という生き物である事に 時折嫌気がさす
移ろいやすいくせに 尾を引く未練
けれど 本当に大切な人の為なら
この身さえも投げ出せる
心を差し出せる
コートの内ポケット 言えずの I love you
素直に伝えれたら どんなに楽だろう
暖色の空気で滲む この狂おしいほどの感情も
繋ぎ合わせて 小さく光ってる日常を 今日も
紡ぎ出した赤い糸で綴じ込めよう
ほころんだ心から 描かれた背景も
絡んだ指と指から 奏でられる音符も
震えた首筋に覆い被せる言葉を言うよ
心に触れる想いを
もしかしたら 君と出会う為に
幾つもの出会い 別れを
受け入れてきたのかもしれない
『リボンで飾ったなら それは“運命”といえる』
繋ぎ合わせて 小さく光ってる日常を 明日も
紡ぎ出した赤い糸で綴じ込めよう
付き纏ってくる 失う事の怖さも
結んだ糸と糸から 生まれ来るストーリーも
かじかんだ指先を温める想いを取り出すよ
見上げた冬空に散っている粉雪にのせて
君の心で溶ける粉雪にのせて
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