|
|
|
アンチ・カルマ
|
作詞 空繰技師。 |
|
不完全さを完全で埋めようとして また間違うんだ
完璧にやっても最初から足りない 何も埋まらない
大気が存在し重力で固定された人の魂は
自分の意義をそうやって食い潰し 後悔ばかりだ
願えど光は普遍で 闇も等号式
左手と右手で抱いたつもりでも循環する
カタチが無いから 傍らを素通り
有限なる世界で
有限なるヒト
無意味さを書き連ねようとして意味に気づくんだ
言葉の粒子が視界をまとい 意味を求めてる
かといって存在それ自体に意味があるとは
限らないから人は戸惑う 己の価値に
夢や希望は理想でしょう
道端に転がって誰かに落とされて
拾われるのを待ってる
目で見えないから この手は空を切る
有限ある未来で
有限ある日々
完全なんてない無意味なんてない それは正しいが
僕が探す場所に君が居ないように
君が探す場所に僕が在るはずないだろう
答えではない真理でもない 立ち止まらずに往け
中心から果てに向かって
天秤一つで 捨てるべきものを知り
その軽さに涙する
渇いてしまったが 記憶は未だ道標
無限なき未来で
有限ある日々
無限なき世界で
生きているヒト
はじまりだけが尽きないね―\―\
|
|
|