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水とコップと私と貴方
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作詞 グラッド |
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貴方を見るたび コップにたまっていくのです
水が 一滴ずつ 私のコップにたまっていくのです
貴方が優しくしてくれるたびに 水がこぼれるかと思います
貴方が微笑んでくれるたびに コップが割れるかと思います
この水を棄ててしまえば この胸の痛さはなくなるのでしょう
でも 私には出来ません
コップから溢れる前に 水を止めてしまいましょう
この水が 貴方の心に触れる前に
コップが出来たのは 入学式の桜の時
水が 少しずつ 私のコップにたまりはじめたのです
貴方が話し掛けてくれるたびに こぼれさせようと思います
貴方が励ましてくれるたびに 溢れさせようと思います
この水をこぼしてしまえば 私はスッキリするでしょう
でも 私には出来ません
コップから溢れる前に 水を止めてしまいましょう
この水が 貴方を苦しめないように
この気持ちを棄ててしまえば この胸の痛さはなくなるのでしょう
でも 私には出来ません
心から溢れる前に 気持ちを止めてしまいましょう
この気持ちが 貴方の心に触れる前に
この気持ちを言ってしまえば 私はスッキリするでしょう
でも 私には出来ません
心から溢れる前に 気持ちをなくしてしまいましょう
この気持ちが 貴方を苦しめる前に
この水という名の愛は私の心に秘めておきます
もう会うことはないけれど
貴方を 愛しています
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