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ばんそこう
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作詞 .゜。*桜舞*。゜. |
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どうでもいいと思う日は 幾度もあって
理性だとか 道徳だとか
何もかもを投げ捨てて
目の前にある現実全てを
むちゃくちゃに破壊したいと思う
自分の犯した過ちを棚に上げ
生きていく上で 必要な
人達までも陥れ
こんな住みにくい時代から
一刻も早く抹消してほしいと思う
重い身体 冷たい心を引きずって
ベッドの上に倒れこんだら
小さな身体が大きく弾んだ
ばんそこう2枚用意して
枕の下に手を伸ばす
そこにあるのは 私も宝物
蛍光灯にかざしてキラキラ
今日も一段と綺麗ね
筋の入った腕に滑らすと
身体が叫んで 静かに泣いた
前を見つめることは 幾度もなくて
現実だとか 将来だとか
そんな汚い奇麗事
ただ耳にするだけで その人を
切り刻んで 殺してやりたいと思った
嘘と騙す事でしか成り立たない
こんな薄汚れた時代の中で
ねぇ。
どう上手に生きていけばいいの
ばんそこう2枚用意して
枕の下に手を伸ばす
そこにあるのは 私も宝物
蛍光灯にかざしてキラキラ
今日も一段と綺麗ね
筋の入った腕に滑らすと
身体が叫んで 静かに泣いた
こんな傷だらけの身体でも
人は目をそらしながら
激しくワタシを求め続けて 汗水垂らす
不必要な私が 必要とされる瞬間
唯一幸せを感じて
ただただ闇に絡む自分を
惨めに思った
ばんそこう2枚用意して
枕の下に手を伸ばす
私の綺麗な宝物は
今日も 油まみれ
一握りの睡眠薬を噛み砕き
いつの間にか眠りに落ちる
身体と 心に
深い深い 傷跡を残して
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