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アカネカイト
作詞 アウトレット
日直の仕事をやり終えて 気がついたら教室には
僕が一人ぼっち
闇が次第に混ざるように 外がオレンジから茜に
段々変わってゆく

窓越しに外を覗けば 全てが一色に染まってる
山も川も家も人も そしてこの大空でさえも

茜に染まって羽ばたきもせずに
君はどこへ飛んでゆくの?
よく通る声は誰を呼んでるの? 
もしか一日の終わりを嘆いてるの?


今日は日直当番じゃないから 早めに家に帰れるな
まだ空が青いうちに
帰り道顔上げ空を見た 君の姿は見えないね
茜を待っているのかな

少し歩くペース抑える 空の色が変わる頃
焼かれるような色をまとって 孤を描いて翼を広げ

茜に染まって羽ばたきもせずに
君はどこへ飛んでゆくの?
よく通る声は誰を呼んでるの? 
もしか一日の終わりを嘆いてるの?
今日もアカネカイトは雲の輪郭を 
なぞるように飛んでゆくよ
羽ばたかない理由と 歌うそのわけを 
隠しながら茜に抱かれて空の彼方へ

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公開日 2005/12/02
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コメント 中学生のとき、教室の窓から大空に舞うトンビ(カイト)を見て、その美しさにしばし見とれていました。
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