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歯車と翼の歌
作詞 わっく
澄んでいるようでよどんだ空気が
町の上空に広がっていく
あれって悪意の塊なのかな、なんて
ふざけたりしながら歩いていく

いつからか大人になることさえ
怖いと思わなくなっていた
麻痺した手足の感覚
開け放たれた籠の入り口
今は何とも思わなくなってた
それが自然なことになってしまっていた

濁ってるようで綺麗な瞳に
僕の住んでた世界を見てた
意味さえ持てない壊れた言葉の奏でる
無機質な音楽に耳傾けた

いつからか歯車になることが
当たり前の事に思えてきた
擦り切れた僕の感情
開けっ放しの心の鍵
今は痛みも治まっちまった
それが何よりも悲しく思えた

少し外に出てみよう
少し羽根を広げてみよう
そう思って立ち上がったら
もう翼は無くなってしまっていた
泣いてもそれは
もう戻らない

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公開日 2005/12/01
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コメント ちょっと暗いかもです。
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