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雪の中の名前
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作詞 薫 |
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この手のひらに
まだあなたの温もりが、かすかに残ってる。
止まらない涙
空を見上げてもポロポロ零れだす。
頬に伝って、地に滲みてゆく。
とても寒い日。
まだあなたが傍に居た日。
真っ白な雪が積もっていた。
あなたは汚れた靴で、あたしの名前書いたね。
そんな些細な事であたしの心が揺れる事を
あなたはきっと知らないと思うから・・・
あなたとの思い出。
頭から離れないほど優しくて
溢れるほど悲しくて
何度も、破り捨てたけど
今もこの胸にある。
二人で遊んだ
あの場所にはもう
空き地はなくて、
あたしの名前も雪と一緒に溶けた。
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本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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