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鍵を見つけて
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作詞 135 |
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霧の向こうに樹林
真っ白な城のような
形ないけどそう見えた
雨のこの日 微笑み遷った鏡
木下に紛れて落ちてる缶を見つけて
この世の中は腐る一方
狼の叫び声しか聞こえない
聞こえそうで聞こえない鍵が落ちる音
・
あるはずない貴方の存在
僕の足のせいで命を消えた生き物よ
霧が帰る場所のように帰りましょう
・
霧に差す陽の光
食べた食料 消えた霧
木下に生きる生き物達に
争うなんて出来ない
1つの炎が森を奪うように
1つの命の鍵を開けろ
・
終わり告げた樹木よ
今こそ次の命に繋ぐ
背中についた物を
そっと仲間達に蒔いて散ろうか
空を飛ぶ鳥の翼も見えない霧の中
落ちた涙よ 大地へ返しましょう
・
宙を舞う花びら 雄叫び上げる
失った森を開ける鍵に
愛さえ心さえ燃やされてしまう
見つけ出した鍵
それは霧だった
集めた鍵を握り壊した・・・
本当の鍵は何処??
鍵を見つけてと叫んだ
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