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リアライズ
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作詞 天川 蒼哉 |
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過去を消そうと努力して
そこで得られた物はなんだったんだろう
忘れようって思っても
消したい記憶ほど消えてくれなくて
過ちから
逃れるためなんて
そんなこと 言えるわけがなかった
他人に触れられるのが嫌で
触れられた瞬間に意味も無く噛み付いていた
こんなことをしていても
相手が血を流すだけと分かってたのに
必死こいて
過去を否定するのも
悲しくなって 胸の中を空にしていた
いつも消せない過去に追われてる
抜け出すための手段はどこに?
幾つの仮定を思い描いて
そして消してきたんだろうか
儚く崩れ去った過去の夢が 絡み付いて離れないな
哀しさをまぎらわすために
始めた事は景色を見渡すことだった
くだらないって思っても
気付けばまた 自分を取り巻く世界見つめてて
小さな所
その変化に 一喜一憂していて
気付いた途端 急になにか押し寄せた
こんな表\情出来たんだと思うと
なんだか視界がぼやけてる?
景色と共に変化していく
それはどれだけ幸せなのか
未来へ描いた一つの仮定が 空にした心 揺さぶった
“今”も一秒後には“過去”だから
だからこそ この一瞬を強く抱きしめていたい
痛みと温もり 二つ一緒で
過去と未来に広がっている
けれど描いた仮定に触れるのは いつも未来だけだった
光の仮定を掴む過程
それこそが 間違いの後に気付けたもので
過去より 何より大切な 自分の姿であると思ったんだ
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